芝生
 

よくある質問Q&A

Q1 一年中、緑の芝生を探しています。どのような種類がよろしいですか?

A1 一年中緑の芝を維持する方法として、大きく2つの方法があります。一つは通年、寒地型芝生を利用する方法です。2つ目は夏芝をベースにウィンターオーバーシーディングを行い、1年で夏芝と冬芝を使い分けて維持する方法です。前者の通年寒地型芝生を利用する場合は、夏暑い地域ですと夏枯れする危険が高くなります。そのため関東以北では寒地型芝生が向いています。夏の暑さが厳しい関東以西ではウィンターオーバーシーディングの方法が向いています。
 

Q2 ウィンターオーバーシーディングにチャレンジしたいのですが、ベースの夏芝はコウライシバよりティフトンシバが向いていると聞きました。コウライシバをティフトン芝に切り替えるにはどうしたらよいですか?

A2 理想的にはコウライシバを剥がし(または除草剤で枯らし)、床土を整備して、ティフトンシバの苗を植えつける方法が良いでしょう。造成3参照。 簡易的な方法として、コウライシバにティフトンシバの苗を植え付け、2〜3年かけて徐々にティフトンシバに切り替えていくことも可能です。造成5参照。その場合はコウライシバベースでウィンターオーバーシーディングを行いながら、春にコウライシバが傷んだ部分にティフトンシバの苗を補修することで、徐々に切り替えることが可能です。

Q3 種子を早めに購入しておいて保存をすることは可能ですか?また、余った種子はどれくらい保管できますか?

A3 種子は生き物です。出来るだけ播種直前に購入されることをお勧めいたします。もし、種子が余った場合は、追播用としてご利用いただけます。ただし、保管状況によっては品質が劣化し、死んでしまうことがありますので、保管する場合は高温多湿のところは避け、密閉して冷暗所に保管してください。冷蔵庫の野菜室などがベストです。保存条件がよければ種子の発芽率は1年程度経過しても極端に劣化することはありませんが、出来るだけ購入直後の種子をご利用ください。

Q4 寒地型芝生を育てていましたが夏に枯れてしまいました。その原因を教えてください。また、その補修をしたいのですがどうしたらよいですか?

A4 寒地型芝生は、その名のとおり暖地型芝生と比べ暑さに弱い特性があります。最近は耐暑性の強い寒地型芝生の品種も育成され、昔よりは関東以西でも管理次第では維持できるようになってきました。それでも素人の方が管理されると夏枯れしてしまうことも少なくありません。 夏枯れさせないためのポイントを下記に記します。
耐暑性の強い品種を選ぶ。
生育旺盛期の週1〜2回の芝刈りと月1回程度の施肥は最低限の基本的な管理。
高温期(6〜9月)は特に病虫害が多発する時期なので、定期的な防除を行うこと。
高温期の乾燥害対策に早朝(または夕方)にしっかりと散水する。日中の高温期に散水することは避ける。温度を下げる目的で、日中の高温期に、霧状に噴霧し、気化熱を奪い温度を下げることは効果 的。
床土の排水不良は根腐れ、病害発生の誘発の原因になるため、床土表面に勾配をつけ表面排水が出来るようにしたり、定期的な更新作業(穴あけ・エアレーション・目土など)を行ったり、必要に応じて床土の改良または良質土壌の入れ替えを行う。
補修方法
根まで枯死してしまった場合は、回復は見込めません。床土を耕運し、再度播種しなおすこと(または芝を張り替えること)をお勧めいたします。
夏枯れの程度によっては、秋に回復してくることも少なくありません。若干の追播で補修が可能です。
追播する場合は、既存の芝生を低く刈り込みます。レーキなどを利用してサッチ(芝の刈りカスなどの残渣)をきれいに取り除き、土壌と種子が密着できるように整えます。種子を播き、目土を1〜2mm程度行います。ローラーや板などを利用し鎮圧します。肥料を散布し、しっかり散水を行います。乾燥しないように適宜散水し、芝が伸びてきたら刈り込みを行います。

Q5 日陰に強い芝を教えてください。

A5 芝生は基本的には日光を好む植物です。良好に育てるためには出来るだけ日照時間が長くなるように、木を剪定するなどの工夫をしてください。特に日照時間が4時間をきるようになると、どの芝の種類も良好に育てることは困難です。比較的日陰に強い種類の芝として寒地型芝生であればフェスク類が強いといわれており、トールフェスクを主体にした「芝草種子混合タイプD」をお勧めいたします。また、暖地型芝生の種類では、セントオーガスチングラスやセンチピードグラスの張り芝が比較的強い種類です。それでも生育できない場合は、ダイカンドラやタマリュウなどのグランドカバープランツを試されることをお勧めいたします。

Q6 どのような芝生を選んだらよいか迷っています。どのような種類が良いか教えてください。

A6 芝生にはいろいろな種類があり、それぞれ一長一短あります。地域性や利用目的によっても変わってきます。地域別 の芝生選びのフローチャートを参考にご検討ください。

Q7 ゴルフのパッティングの練習をするためのグリーンを作りたいのですが、どのような種類がよろしいですか?教えてください。

A7 ゴルフ場のグリーンで利用されている芝といえば、ベントグラスやヒメコウライシバなどがあります。一般 の方がパッティンググリーンを造るには、ベントグラスよりもヒメコウライシバを利用することをお勧めいたします。ベントグラスよりも簡易的にグリーンを維持できます。ベントグラスを良好に育てるには、芝刈りをほぼ毎日行ったりと管理に手間がかかり、また専門的な知識も必要です。そのため一般 のお客様にはお勧めしておりません。チャレンジされる場合は、ベントグラス CY-2をお勧めいたします。ベントグラスの中では、耐暑性や耐病性が改善されたタイプになっております。

Q8 種子を播きましたが、発芽しません(発芽不良でした)。何故でしょうか?

A8 当社販売の種子は、定期的に発芽検査を行い、常に良質な種子をお届けできるようにチェックしておりますので、お届け時に種子の品質が悪いことは通常は考えられません。種子を播いて、発芽できない原因はいろいろ考えられます。下記を参照に原因を考えてみてください。不明な点はお気軽にお問い合わせください。
種子が届いてしばらくしてから種子を播いた。高温多湿なところなど保管状況により品質が劣化する場合があります。
播種適期ではない時期に播種した。発芽は気温に大きく左右されます。
播種後、乾燥により発芽しなかった。または発芽直後に乾燥害で枯死した。
発芽後、病気にかかり枯死した。
発芽直後に害虫に食害された。
土壌が適さない。硬い、pH不適、養分欠乏など。
未完熟の有機質資材(堆肥など)を利用した。完熟のものを利用しましょう。
排水不良でしばらく水溜りが出来た。
播種後、目土を多く掛けすぎた。発芽に光を必要とします。目土は軽く行う必要があります。
種子が風に飛ばされた。
種子が雨に流された。
種子が鳥に食われた。
極端な日陰地に種子を播いた。
オーバーシードの場合ベースの芝のサッチを十分取り除かなかった、または短く刈り込まなかった。そのため種子が床土に到着できず、発芽不良となった。
発芽直後に、大きな踏圧ストレスがかかり枯死した。
発芽後、一気に低く刈り込んだ。
 
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