当社販売の「ロボジャック」をすすめします。哺乳ロボットとベストマッチするようさらさら度をアップしています。また10kg/袋規格で扱いやすいサイズです。さらに植物性乳酸菌HOKKAIDO株を配合による子牛の健康維持と消化吸収性の良い脂肪酸の強化による脂肪の利用効率を高めています。
乾乳期からの母牛管理も重要です。乾乳時期の管理として乾乳牛の必要とする栄養・ビタミン・ミネラルを適量給与します。また乾乳牛への『下痢5種ワクチン』接種の有効性が報告されていますが、獣医師に相談してください。初乳給与では乳房炎に罹患した牛の初乳を給与しないことが重要で、初乳給与は分娩後できるだけ早いタイミングで給与してください。生後1週間は移行乳を給与し、代用乳に切り替える場合は、同じ温度、同じ濃度の代用乳を、同じ時間に、同じ量給与することが大切です。代用乳を溶かすお湯の温度は45℃程度とし、給与する時点で40℃になるようにし、生菌剤や蛋白質の変質を防ぎます。
牧草・飼料作物収穫後から給与までの間に、良質な状態で貯蔵し、栄養面を高め、嗜好性も高めるためにサイレージの乳酸発酵が世界で普及しています。原料草には付着している乳酸菌の数が、好気性細菌に比べて少なく、糖含量の少ないものでは乳酸菌数が悪玉菌の活動を抑えられず、サイレージの品質が低下し嗜好性も著しく低下します。しかしながら乳酸菌の投入によって乳酸菌の増殖スピードが高まり、その後の菌数も安定するため、良質な状態で貯蔵することができます。サイレージ用乳酸菌は多数市販されていますが、種類によって目的が異なります。当社商品のサイマスターシリーズをお勧めします。
原料中に糖分が少ない、ビール粕、豆腐・豆乳粕(おから)、焼酎粕などの食品製造副産物のサイレージ化(エコフィード)にはアクレモBGが最適です。製品一袋(250g)を15リットル程度の水に溶かして、材料16トン分(当社推奨量)に噴霧・混合してください。エコフィードの種類や原料の状況によって、添加量を低減できる場合があります。アクレモBGは、エコフィードを生産する食品工場様向けの専用製品で、(250g入り×10袋)/箱での納品となり、また受注生産品となります。小ロットで使用する一般のお客さまには、同じく繊維分解酵素を組み合わせたサイマスターACをおすすめしています。
サイマスターには中水分材料用の「LP」、低糖分高水分用の「AC」、トウモロコシ・ソルガム専用の「SP」、そしてロールベールなど予乾牧草サイレージ用の「3:スリー」の4種類があり、散布方法によって「スプレー」、「パウダー」の二つのタイプをそれぞれにご用意しています。スプレータイプは材料10トン分に50g/袋(ACと3:スリーでは170g/袋)を2.5~10リットルの水に溶かしてスプレーします。またパウダータイプは材料1トンに500gの割合でそのまま散布して混合します。
コントラクターなど大規模ユーザー様向けには、材料100トン分に対応する容量の製品もご用意しています。添加方法はそれぞれの製品ページをご覧ください。
飼料用イネの収穫~ロールベール~ラッピングの機械オプションとなりますので、お取扱いのメーカー・販売店にお問い合わせください。
「つちたろう」はソルガムで、「ねまへらそう」はスーダングラスで、どちらも飼料作物としてご利用可能です。
一般地や西南温暖地に限られますが、単年生のオオムギ、ライムギ、エンバク、イタリアンライグラスが一般的です。オオムギではムサシボウ、ワセドリ2条等、ライムギではライコッコⅢ、春一番(はるいちばん)等、エンバクではスーパーハヤテ 隼(はやぶさ)、早立御膳(はやたちごぜん)、はえいぶき、たちいぶき、たちあかね、ウルトラハヤテ韋駄天(いだてん)、ニューオールマイティ、ヘイオーツ等があり、イタリアンライグラスではタチユウカ、タチワセ、タチマサリ、タチムシャ、ドライアン、マンモスB、エース等があります。
イネ科牧草とマメ科牧草を混播することで、収量や家畜の栄養バランスがより優れた草地となります。その場合、組み合わせる草種や品種には注意が必要で、牧草の競合力のバランスが重要となります。一般的にマメ科混播の場合は、マメ科草種の割合は播種総重量の10%が目安となります。最寄りの当社営業所にお問い合わせください。
シバムギが優占する場所を特定し、一番草刈取後に40cm程度まで伸長したシバムギにラウンドアップなど非選択性除草剤を散布し、10日以上経過して完全に枯死させてから、耕起・播種・鎮圧して草地を部分更新する方法が最も有効です。