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【アンケートご回答でサンプル種子プレゼント】※受付終了
地力増進に、マメ科緑肥作物ヘアリーベッチ

登録日:2024.08.01

ヘアリーベッチとは

 昨今の資材高騰、とりわけ化学肥料の高騰を受け「土づくり」の重要性が再認識されています。土づくりの基本は、土壌に有機物を還元すること。緑肥作物は、少量の種子を播種するだけで、土づくりを実践することができます。緑肥作物の種子を圃場に播いて生育させ、すき込むことで地力増進効果がもたらされ、土壌の物理性・化学性・生物性における改善が期待できます。

 そろそろ稲刈りが始まる季節。水田の地力増進のために稲刈り後の圃場に緑肥作物を導入してみませんか?
 今回ご紹介するのはマメ科緑肥作物の「ヘアリーベッチ」です。「ヘアリーベッチ」は、根に共生する根粒菌が空気中の窒素を固定し、作物体中に乾物あたりでおよそ4%もの窒素を集積します。この作物体をすき込むことで土壌中に窒素が付加され、後作の水稲およびダイズの栽培には欠かせない地力窒素の向上が期待できます。すき込み後は、化学肥料のような即効的な肥効が発揮されるものではないものの、水田地で問題となる地力低下を防ぐことができます。秋に播種した「ヘアリーベッチ」を春先にすき込み、後作の水稲やダイズを減化学肥料もしくは無肥料で栽培している事例が多数あります。その一例を動画にてご紹介しておりますので、下記リンクよりご覧ください。
 「ヘアリーベッチ」には早晩性の違いから複数の品種があります。当社では早生タイプの藤えもん(品種 マッサ)とまめ助(品種 ナモイ)、晩生タイプの寒太郎(品種 サバン)と雪次郎(品種 ハングビローサ)の4品種を販売しております。早生タイプは耐雪性が低いため、寒・高冷地での稲刈り後の秋播き栽培には適しません。関東以西の地域での秋播き、および全国での春播きに適しています。一方で、晩生タイプは耐雪性や耐寒性を備えており、積雪の無い暖かな地域含め全国での秋播きが可能です。全品種共通して「ヘアリーベッチ」を水稲収穫後に導入する際には、額縁明渠や溝掘りなどの排水対策が必要である点にご留意ください。

アンケート

「ヘアリーベッチ」をより多くの方に試していただきたく、「ヘアリーベッチ」に関する簡単なアンケートにお答えいただいた方の中から抽選で種子1kg(200~300㎡分相当)をプレゼントするキャンペーンを実施いたします。奮ってご応募ください。

なお、今回プレゼントする「ヘアリーベッチ」の品種は地域によって下記の通りの対応とさせていただきます。

*北海道:寒太郎    都府県:雪次郎(今年より都府県限定で新発売)

お問合せ先

雪印種苗(株)種苗グループ (043)243-7555 まで


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