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環境緑化事業

当社の環境緑化事業は、公園・街路樹・庭園造成と維持管理、スポーツ施設の芝生造成や改修・維持管理、建築外構緑化から維持管理などで、蓄積された技術力に高い評価を得ています。近年は特に都心部の屋上緑化や壁面緑化、緑化駐車場、さらにサッカー場などのスポーツターフ分野を強化しています。一方、自然地域においては自生種を用いた緑化に積極的に関わることで生物多様性にも応えています。これらは当社の研究開発、種苗事業、環境緑化事業の連携によって実現しています。

取扱内容

1. 芝生・緑化用種子

寒地型芝草種子の販売は全国トップシェアで、ゴルフ場、競技場、法面緑化などの用途に対して、各地域に適した芝草品種の開発や導入選抜を行っています。千葉県と当社で共同開発した国産第1号の種子系ベントグラスCY-2は全米芝草プログラム(通称NTEP)で高い評価を得ることができ、海外でも使用されています。

2. 一般造園

公園、街路樹、建築外構の造園・緑化工事や維持管理に関わり、近年では都市公園リニューアル工事が増えています。「自然と調和した快適な空間づくり」をコンセプトに、樹木、芝生、草花などの植物材料の特性を生かした施工技術と管理手法をトータルでコーディネートしています。また、公園管理運営の指定管理者として利用者の安全を担保しつつ、魅力づくり、自主事業、地域との連携によって施設利用の推進にも力を入れています。

3. スポーツターフ

当社は芝生の品種開発と導入に関わりながら、その材料の特性を把握し、活用方法を見出してきました。ゴルフ場造成や公共施設(野球場や陸上競技場)の芝生造成や維持管理に早くから関わり、そこで蓄積したノウハウを天然芝のスポーツ競技場にも応用し、2002年サッカーW杯では札幌ドームや大分スタジアム(現・大分銀行ドーム)会場の芝生整備において大きく貢献しました。その後も増え続ける練習場・競技場の芝生更新、改修、校庭芝生化の調査・設計、施工、維持管理、アドバイス業務などに積極的に関わることでスポーツ振興と健康体力づくりを支援しています。

4. 都市・建築空間緑化

近年、都心部ではヒートアイランド化が深刻化し、その緩和策として屋上緑化や壁面緑化、緑化駐車場が年々増加しています。当社はこれまで培った実績を生かし、軽量の土壌基盤、酷な環境条件下での植物育成技術と設備、デザインや用途に合わせた植物種の選定等の一連の設計・施工・管理に関わり、利用性、安全性、管理の省力化を考慮した持続的な美しい潤いある空間をコーディネートしています。

5. 自然復元

当社の種苗事業で培った種子採取・生産・育苗技術を活用して、自生種を用いた植生復元関連の試験調査や施工・管理に関わっています。海岸、湿原、河川、高山、天然林などから採取した種子と育成苗を導入・定着させる生物多様性に配慮した緑化を行っています。また、野草花園・原っぱづくりや森づくりなどの環境教育を通して、市民に生物多様性を浸透させることも行っています。

ISO 9001認証

当社の品質システムが認められ、2001年11月に品質保証に関する国際規格「ISO9001」の認証を取得しております。
※認証機関:株式会社マネジメントシステム評価センター(MSA)