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酪農生産への貢献

日本酪農青年研究連盟の支援

雪印メグミルクグループでは雪印メグミルク(株)の酪農関連部署〔酪農総合研究所・酪農部〕および関係するグループ会社〔当社・八ヶ岳乳業(株)〕が連携して、全国の酪農家が組織する実践研究団体「日本酪農青年研究連盟」(略称:酪青研)の活動を支援しています。

酪青研では、優秀な酪農経営を実践されている酪農家の方々の成果発表の場、大会で発表された内容を各地で自分の経営に活かしていく研鑽の場として毎年11月に「日本酪農研究会」を開催しております。参加者は各々リーダーとなり地域酪農の中心として活躍しており、最優秀賞には黒澤酉蔵翁の名を冠した「黒澤賞」を贈り、栄誉を讃えています。

雪印メグミルク(株)酪農総合研究所と連携

雪印メグミルク(株)酪農総合研究所は、雪印メグミルクグループの掲げる3つの使命を果たすために、「酪農生産への貢献」の一翼を担う活動に取組んでいます。特に、酪農産業に関る幅広い分野の科学的・実践的調査研究とその成果の普及を通して、わが国酪農の発展と食糧の安定的需給に寄与しております。当社も、酪総研と連携し実践的な研究である「経営実証農家」「実証圃場」の運営と成果の普及を連携して取組んでいます。

TACSしべちゃ

「TACSしべちゃ」は、北海道標茶町の地理的メリットを生かし、また本来あるべき自給飼料を中心とした草地型酪農の模範となる農業生産法人として平成25年11月25日に設立し、低コスト型の経営を目指すと共に実践内容を積極的に地域に普及させることを目的としており、そのために当社は永年培った草つくりのノウハウ、飼養管理技術を活かしていきます。

また、担い手の育成のために、隣接する廃校となった小学校他を活用し、標茶町農業研修センター「しべちゃ農楽校」として新規就農を目指す酪農研修生の宿泊施設や座学研修施設として整備しました。

※「TACS」とは、Town(町)の「T」、Agricultural Cooperative(農協)の「AC」、Snow Brand Seed(雪印種苗)の「S」の頭文字で、標茶町農業協同組合(51%出資)、標茶町(9%出資)及び雪印種苗(39%出資)の3者で設立し、平成27年4月より新築した牛舎(成牛約300頭)と搾乳施設(18頭ダブルパラレルパーラー)で、常勤役員2名、担い手候補者4名、トレーナー2名、雇用者2名で搾乳を開始しました。当社にとって初の農業生産法人での取組みであり、今回のような法人形態は農協出資型法人としては全国2例となります。