サステナビリティ方針およびサステナビリティ重要課題(マテリアリティ)
サステナビリティ方針
雪印種苗は、「雪印種苗行動基準」に基づき、誠実かつ公正な事業活動を通じて企業理念を実践し、農業と地域社会の持続可能な発展に寄与するとともに、地球環境の保全に貢献します。
- 倫理・安全・品質の最優先
雪印種苗は、倫理、安全、品質をすべての事業活動の基盤とし、農家や消費者に信頼される商品や技術を提供することで、農業の持続可能性を支えます。
- 農業コミュニティと地域社会の支援
農家とのパートナーシップを重視し、農業コミュニティのニーズに応える商品とサービスを提供します。地域社会の発展に寄与し、次世代へとつながる農業基盤の構築を目指します。
- 食糧安全保障への貢献
気候変動や人口増加などの課題に対応し、耐性強化や収量向上を実現する種苗の開発を通じて、国内外の食糧供給の安定化に貢献します。
- 環境保護と資源の持続的管理
温室効果ガスの削減、水資源の保全、生物多様性の維持など、自然環境への配慮を徹底し、農業生産全体の環境負荷低減に取り組みます。
- 持続可能な農業技術の普及
環境にやさしい農法や製品の研究開発を進め、デジタル技術やデータ活用を通じて、農業の生産性と環境保全の両立を支援します。
- 社会課題の解決と人権の尊重
社会課題を起点に重要課題(マテリアリティ)を特定し、SDGsの達成に向けた具体的な行動を推進します。特に農業や農村地域に関する課題解決に注力するとともに、すべてのステークホルダーの人権を尊重し、人権デュー・ディリジェンスを通じて公正な事業運営を進めます。
- 人材育成と未来の農業リーダー支援
従業員の能力開発と多様性の尊重を推進するとともに、将来の農業を担う人材の育成に向けて、教育や学びの機会の提供を検討・支援していきます。地域や関係機関との連携も視野に入れながら、次世代の農業リーダーが育つ環境づくりに貢献します。
サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)
酪農業における課題の解決
重点取組みテーマ:安全・安心な製・商品の提供
安定的かつ持続可能な原材料の調達や、適切な商品情報の開示など、一貫した安全・安心への取組みを行います。
達成年度 |
KPI |
2024年度進捗状況 |
毎年 |
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- 調達方針の周知および共有を目的として、お取引先様を対象とした調査を実施
- 飼料関連企業:45社を対象にアンケート調査を実施。
- 種苗関連企業:13社を対象にアンケート調査を実施。
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2027 |
- 種苗生産部(3種子センターを含む)において、ISO9001の認証を取得する。
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- 従業員全員を対象としてISO9001取得に向けた研修を実施
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重点取組みテーマ:自給飼料型酪農の推進による 酪農生産基盤の強化
当社の飼料作物種子商品と、技術サポートを通して、自給飼料型酪農を推進し、持続可能な酪農生産と、その基盤強化に貢献します。
達成年度 |
KPI |
2024年度進捗状況 |
2030 |
- 当社商品による作付面積2019年度比3%増とする。
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環境問題への対応
重点取組みテーマ:地球温暖化防止への対応
温室効果ガス排出の低減に取組み、酪農、農業全般に影響を及ぼす地球温暖化防止に対応します。
達成年度 |
KPI |
2024年度進捗状況 |
2030 |
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- 2013年度比99.3%、2023年度比118.9%
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重点取組みテーマ:循環型社会の実現
廃棄物の排出量を削減し、リサイクル率の向上を目指します。
水資源について、リスクの把握とともに有効利用を推進します。
達成年度 |
KPI |
2024年度進捗状況 |
毎年 |
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2026 |
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- 認証パーム油100%調達を実施済み。(2024年度から100%)
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2030 |
- 廃棄物排出量を2013年度比30%削減する。
- 廃棄物リサイクル率98%以上にする。
- 水使用量を2013年度比9%削減する。
- 当社の緑肥作物種子による作付面積を2019年度比で20%増とする。
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- 廃棄物排出量:2013年度比203.9%(種子廃棄が増加)
- 廃棄物リサイクル率: 94.7%
- 水使用量:2013年度比36.1%削減
- 緑肥作付面積:2019年度比101.2%
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重点取組みテーマ:自然共生社会の実現に向けた対応
当社の技術力を活用し、安全かつ持続可能な地域づくりの実現に貢献します。
達成年度 |
KPI |
2024年度進捗状況 |
毎年 |
- 2020年度の緑地等管理施工面積1,700,000m2、樹木管理施工本数 27,000本を維持する。
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- 緑地管理施工面積:1,791,402㎡
- 樹木管理施工本数:30,843本
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多様な人材の活躍と、活力ある職場の実現
重点取組みテーマ:多様な人材の活躍と、人材育成
性別や年齢、障がいの有無にかかわらず、すべての役職員の活躍を推進し、人材の育成強化に取組みます。
達成年度 |
KPI |
2024年度進捗状況 |
毎年 |
- 多様性・ワークライフバランスに関わる教育研修を実施する。
- 障がい者の雇用について、法定雇用率を遵守する。
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- 2024年10月にダイバーシティ&インクルージョンをテーマに研修会を実施
- 障がい者雇用率:2.32%(法定雇用率2.5% 未達成)
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重点取組みテーマ:従業員の労働環境の改善
働き方改革による労働時間の削減や、健康経営の推進に取組みます。
達成年度 |
KPI |
2024年度進捗状況 |
毎年 |
- 年間所定外労働時間を2021年度比10%以上削減する。
- 年次有給休暇の年間取得率を70%以上とする。
- 育児休業の取得率を女性100%、男性15%以上とする。
- 定期健康診断受診率の100%継続と二次検査受診率を70%以上とする。
- ストレスチェック受検結果の総合健康リスクを100以下、 総合健康リスク120以上の部署の割合を5%以下とする。
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- 年間所定外労働時間:2021年度比2.8%削減 未達成
- 年次有給休暇の取得率:62.7% 未達成
- 女性の育児休業取得率:100% 達成
- 男性の育児休業取得率:55% 達成
- 定期健康診断受診率:100% 達成
- 二次検査受診率:51% 未達成
- 総合健康リスク:87 達成
- 総合健康リスク120以上の部署の割合:6.45% 未達成
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