畑作園芸分野/緑肥作物種子
カラシナ
辛味成分含有品種で土壌病害・線虫の抑制効果大!
北海道(道東・オホーツク)
北海道(道北・道南・道央)
東北
関東・中部・甲信越
近畿・中国・四国・九州・沖縄
北海道 | ・アブラナ科に含まれる辛み成分「グルコシノレート」の高含量品種。 ・テンサイ根腐病、ホウレンソウ萎凋病、コムギ立枯病、ジャガイモ黒あざ病の土壌病害による被害を軽減する。 ・エンバクよりもやわらかく、すき込みが容易で分解が早い。 |
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都府県 | ・辛味成分「グルコシノレート」を含み、土壌にすき込むことで、土壌病原菌低減効果が期待できる。 ・ジャガイモ黒あざ病、ホウレンソウ萎凋病、トマト青枯病、サツマイモ紫紋羽病、サツマイモネコブセンチュウおよびネギ黒腐菌核病の被害低減が期待できる。 ・葉が柔らかく、すぎ込み後の分解が早い。 |
道東・道北 | 【播種期】5 月(春播き)・8 月(夏播きはできるだけ早めに)、ハウス:2~ 4 月、8 月 【すき込み時期】着蕾~開花始の茎葉部の多い時期 |
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道央・道南 | 【播種期】5 月(春播き)・8 月(夏播きはできるだけ早めに)、ハウス:2~ 4 月、8 月 【すき込み時期】着蕾~開花始の茎葉部の多い時期 |
東北北部・寒高冷地 | 【播種期】春播き:4月~5月、秋播き:8月下旬~9月上旬(年内利用) |
東北中部・南部 | 【播種期】春播き:4月~5月、秋播き:8月下旬~9月上旬(年内利用) |
一般地 | 【播種期】春播き:3月~4月、秋播き:10月中旬~11月上旬 |
西南暖地 | 【播種期】春播き:2月~3月、秋播き:10月下旬~11月中旬 |
北海道 | 【播種量】1.0~1.5kg/10a |
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都府県 | 【播種量】1.0kg/10a |
・すき込み時期は、「辛神」のグルコシノレート含量が最も高く、生育量が多くなる着蕾期から開花始期です。
・十分な効果を得るために生育量の確保に努めてください。(目標生草重4t/10a以上、目安は草丈1m以上)。
・アブラナ科野菜と共通病害虫(根こぶ病などの病害やコナガなどの害虫)が発生するため、播種予定地の近くにアブラナ科野菜がある場合や、アブラナ科野菜根こぶ病発生履歴のある圃場での栽培はお控えください。根こぶ病発生履歴がある圃場では根こぶ病菌の低減効果の高い「品種 ヘイオーツ」の作付をおすすめします。
・春播きでは虫害の発生が予想されるため注意してください。
・すき込みの際はフレールモアなどでできるだけ細断することをおすすめします。また、細断直後に分解が始まるため、できるだけ早くすき込んでください。フレールモアなどで細断できない場合はロータリー2回がけをして土壌とよく混和してください。
・すき込んだ「辛神」は水分の多い条件で有効成分のガス化が促進されます。