茹で上がりの「香り」と噛んだ瞬間の「甘味」と「旨み」で、口の中に豊かな味わいが広がる、食味にこだわった雪印エダマメ新品種の称号です。「通」の皆様にも納得頂ける食味を目指して育成された「香り」「甘味」「旨み」を兼ね備えた新シリーズです。
エダマメは「好きな酒のつまみ」や「子供の好きな野菜」などのランキングでは常に上位となっており、大人から子供まで広く親しまれています。特に近年は「だだちゃ豆」に代表される茶豆種のように、味への嗜好が強くなっており、品種に対しても食味の良さが求められています。弊社では長年にわたり、栽培しやすさや収量性、収穫物の見た目や食味で生産者の皆様に納得して頂ける品種の開発を続けてきました。そして嗜好が多様化する今、「通」の皆様にも納得頂ける食味を目指して育成した新シリーズ(「豊熟の味わい」)を発表します。
その第1弾となる『味風香』(試作系統名「SB1019」)は、とても強い甘みと独特の旨み、香りを有し、かつ着莢性に優れて栽培しやすく収量性も高い早生品種です。
また、第2弾となる『夏風香』(試作系統名「SB1020」)は、茶豆風味系の中では莢色が濃く、着莢数が安定して多収でかつ甘味が強く食味は良好な中早生~中生品種です。弊社では今後も食味を重視した品種の発表を予定しております。今後の「豊熟の味わいシリーズ」にご期待ください。