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芝生の造成方法(ウインターオーバーシード)

4.ウインターオーバーシードの方法

播種時期

適応地域 暖地型芝草
IV 秋 9月中旬~10月中旬
V~VI 秋 9月下旬~10月下旬

適応地域はこちらをご参照ください。

注)播種適期以外の時期に播種されますと、極端に発芽・生育が悪くなることが予想されます。
必ず播種適期をお守りください。

 

ウィンターオーバーシード方法

1. 播種床の整備
播種の1ヶ月程度前から追肥は施さないようにします。
ベースの暖地型芝の上の石ころやごみを取り除きます。芝刈り機で10mm程度の刈高に刈りこみます。レーキ等を使用しサッチ(芝の刈カスなどが蓄積したもの)をかき出し、芝生の密度を下げます。かき出したサッチをきれいに取り除き、種子が土壌と密着しやすいようにします。発芽を良くするための重要な作業です。

 

2. 施肥
(土壌分析を行ってから施肥量 を決めるのが好ましい。)
過リン酸石灰50g/m2を表面に均一に散布します。窒素肥料はベースの暖地型芝の生育を促進するので、冬芝の発芽後に追肥として使用してください。

 

3. 播種
全体に種子を3等分にします。それぞれ縦・横・斜めの方向に播いていきます。三方播きと称し、播きすぎや播きムラを防ぐことができます。芝生の種子は小さく、風に飛ばされやすいため、風のない日を選んで播種しましょう。

 

4. 覆土・鎮圧・散水
目土を2~3mm程度行ないます。ローラーや適当な大きさの板材などを利用して鎮圧します。
発芽が揃うまで乾燥しないように散水を行います。

 

5. 養生管理
播種後1週間ほどで発芽が確認されます。草丈が5~10cm程度に伸びてきたら刈込をはじめ、肥料も施します。干ばつが続くようなときは散水を行いましょう。

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