街のあちこちを飾る花々、その多くは海外の花を人の手で品種改良した園芸種ですよね。それもいいけど、地域の生態系や生物多様性に配慮して、もともとあった野草を植えてみませんか?地域に生えている野草にも美しい花の咲く種類はたくさんあります。
昔は身近で季節を告げていた野の花々・・・
いま、次世代に残すため、観光に訪れる人を迎えるため、道端や花壇に植えていきましょう。
街も農村も今や外来種だらけ。でも・・・
多くの開発で、もともとあった生き物は棲めなくなって、周りは外来種ばかり。でも地域の自然にはまだ美しい花も残っています。今から少しでもそんな花も殖やしていきませんか。地域の花で、訪れる人を迎えましょう。
こんな経験はありませんか?
・ 海外からのお客さまに「花壇の花が西洋のものばかりなのは何故?」と訊かれた
・ 「植えている花は外来生物だ」と言われた
・ 地域の方が「昔はよく遊んだ草花が、今はどこに行ったか見なくなった」と悲しい顔で話された
地域の野草の多くは多年草なので、開花時期は長くはないですが、季節になると毎年咲きます。
<実施例>
中央分離帯
河川堤防
都市公園:野草花壇修景
国営公園:野草花壇修景
都市公園:草刈り止めて野草原っぱ
工場緑地:野草花壇で昆虫観察
そんな野の花も、探せば地域にここそこ(道端・湿地・林の中や縁・海浜・崖)に咲いています。それは地域の宝物。地域の自然や地形や歴史を再発見しながら、タネを集め、みんなで育てて植えていくこともできます。
野草の名前
1.アキノキリンソウ|2.エゾエンゴサク|3.エゾカンゾウ|4.エゾクガイソウ|5.エゾミソハギ
6.オトコエシ|7.オカトラノオ|8.カセンソウ|9.キンミズヒキ|10.クサレダマ
11.クルマユリ|12.コンロンソウ|13.サワギキョウ|14.シラネアオイ|15.センダイハギ
16.タチギボウシ|17.タニウツギ|18.ノハナショウブ|19.ハマナス|20.ヒオウギアヤメ