酪農畜産分野/ムギ類種子
エンバク超極早生
極早生。早播きトウモロコシ収穫後の晩夏播きで年内収穫利用に適する
北海道(道東・オホーツク)
北海道(道北・道南・道央)
東北
関東・中部・甲信越
近畿・中国・四国・九州・沖縄
・播種適期幅が長く、遅く播いても安定出穂する極早生品種。
・スーパーハヤテ隼以上に出穂が早く、晩夏播きで播種が遅れても安定出穂し多収が得られる。
・冬期に青刈り給与ができ、子牛や育成牛などへのビタミンAの補給に好適。
・耐倒伏性に優れ、収穫しやすい。
・細茎で乾きが早い。
・極早生品種の中では越冬性に優れ、安定した収量が見込める。
東北北部・寒高冷地 | 【播種期】春播き・単播:3月下旬~5月上旬(出穂期草丈100~120cm) |
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東北中部・南部 | 【播種期】春播き・単播:3月下旬~5月上旬(出穂期草丈100~120cm) 晩夏播き・単播:8月下旬(出穂期草丈110~120cm)(東北南部のみ) |
一般地 | 【播種期】晩夏播き・単播:8月下旬~9月中旬(出穂期草丈110~120cm) 晩夏播き・イタリアンライグラス混播:9月上旬~9月中旬 (出穂期草丈110~120cm) 秋播き・単播:10月中旬~11月上旬(出穂期草丈110~130cm) 春播き・単播:3月上旬~4月上旬(出穂期草丈100~120cm) |
西南暖地 | 【播種期】晩夏播き・単播:9月上旬~9月下旬(出穂期草丈120~130cm) 晩夏播き・イタリアンライグラス混播:9月中旬~9月下旬 (出穂期草丈120~130cm) 秋播き・単播:11月上旬~11月下旬(出穂期草丈120~140cm) 春播き・単播:2月中旬~3月中旬(出穂期草丈100~120cm) |
都府県 | 【播種量】春播き:8.0kg/10a、晩夏播き:6.0~8.0kg/10a、秋播き:6.0kg/10a イタリアンライグラスとの混播: イタリアンライグラス(タチユウカまたはマンモスイタリアンB3.0kg/10a +ウルトラハヤテ韋駄天3.0~4.0kg/10a |
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・適期播種が大切です。特に晩夏播きは播種が早すぎると短稈出穂し、収量減となります。また、播種が遅すぎると未出穂となり、水分含量が増加し、予乾時間の増加につながります。
・発芽不良の原因で多いのが播種後の鎮圧不足です。特に旱魅時はしっかり鎮圧してください。