畑作園芸分野/緑肥作物種子
ソラヌム ペルウィアヌム(野生種トマト)
ジャガイモシストセンチュウ対抗植物!
北海道(道東・オホーツク)
北海道(道北・道南・道央)
東北
関東・中部・甲信越
近畿・中国・四国・九州・沖縄
・ジャガイモシストセンチュウの密度を低減する。
春播きの方が生育良好で線虫密度低減効果が高い。
・栽培期間中に、土壌中に存在するシスト(線虫の卵が守られている殻)内の卵を積極的に孵化させる。
道東・道北 | 【播種期】6月中旬~7月上旬(遅霜を避ける)、8月(夏播きはできるだけ早めに) |
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道央・道南 | 【播種期】6月中旬~7月上旬(遅霜を避ける)、8月(夏播きはできるだけ早めに) |
【播種量】0.7~1.0kg/10a
※エアシーダー利用の場合は320~460g/10aの播種量でも線虫密度低減効果が確認されています
(天候不順年や野良イモ、雑草の影響により効果が十分得られない場合がございます)。
・播種方法:散播、密条播
・施肥量:NPKで各8~10kg/10a前後
・鋤き込み時期:播種60~80日後を目安にすき込んでください。
・短期間栽培での被害は少ないものの、疫病に罹病するので注意してください。
・種子が小さいので、肥料で増量して丁寧に播種してください。
・春播き栽培の方が生育は良好で、線虫密度低減効果は高く得られます。
ジャガイモシストセンチュウはジャガイモ、トマト、ナスなどナス科作物を加害しますが、特にジャガイモ生産では大きな影響を及ぼす植物寄生性線虫です。北海道における発生経過は、土壌中のシスト内で越年した卵から孵化した2期幼虫が、ジャガイモ根部に侵入して寄生します。その結果、養水分の吸収が妨げられ、開花期頃から葉の萎れと黄化が始まるため収量低下につながります。
ポテモンの栽培が、この土壌中に存在するシスト内にある卵から積極的に幼虫を孵化させるため、密度低減につながります。