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畑作園芸分野緑肥作物種子

パールミレット

ネマレット

品種名:
  • ADR300

線虫抑制効果と栽培のしやすさを併せもつ

商品対応地域

北海道(道東・オホーツク)

北海道(道北・道南・道央)

東北

関東・中部・甲信越

近畿・中国・四国・九州・沖縄

  • ネマレット(出穂始め:播種後60日頃)

    ネマレット(出穂始め:播種後60日頃)

  • ネマレット(東北:播種後約65日)

    ネマレット(東北:播種後約65日)

  • ネマレット(出穂始め:播種後60日頃)
  • ネマレット(東北:播種後約65日)

特性・特徴

・キタネグサレセンチュウを抑制する。
・サツマイモネコブセンチュウを抑制する。
・酸性土壌、粘土質土壌でも健全に生育する。
・ソルガム類のいや地発生圃場でも生育する。
・出穂しても軟らかい(C/N比は20台)。
・播種後2か月で出穂し、短期間で有機物量を確保できる。

使用時期

道東・道北 【播種期】露地:6月上旬~8月上旬 ※遅霜を避ける
道央・道南 【播種期】露地:6月上旬~8月上旬 ※遅霜を避ける
東北北部・寒高冷地 【播種期】露地:6月上旬~7月下旬、ハウス:5月~7月
東北中部・南部 【播種期】露地:6月上旬~7月下旬、ハウス:5月~7月
一般地 【播種期】露地:5月下旬~8月中旬、ハウス:5月~8月
西南暖地 【播種期】露地:5月中旬~9月上旬、ハウス:5月~8月

使用量

北海道 【播種量】3~4kg/10a(線虫対策の場合は4㎏/10a)
都府県 【播種量】4kg/10a

 

・キタネグサレセンチュウを抑制します。

ダイコンやゴボウなどの根物野菜の大敵であるキタネグサレセンチュウを抑制します。

(弊社千葉研究農場、2017~2020年の4か年平均)

2か月間の栽培でキタネグサレセンチュウを抑制することを確認しました。

栽培後線虫密度/栽培前線虫密度が1以下であるほど抑制していることを示します。ネマレットはスーダングラス「ねまへらそう」と同等かそれ以上の抑制効果がある事を示しています。また、栽培前の線虫密度が高い圃場でも安定したセンチュウ抑制効果が期待できます。

 

 

・サツマイモネコブセンチュウを抑制します。

サツマイモやウリ科作物で問題となるサツマイモネコブセンチュウを抑制します。

(弊社 千葉県および茨城県試験圃場、2021年)

2か月間の栽培で栽培前よりもサツマイモネコブセンチュウを平均63%抑制することを確認しました。

 

・栽培環境を選びません。

pH4台の酸性かつ粘土質の土壌が広がる奄美群島における栽培試験で、短期間に有機物量が確保できることを確認しました(2か月の栽培で生収量約6t/10a)。

播種1か月後のネマレット(左)とスーダングラス他品種A(右)

(鹿児島県奄美群島現地圃場、2019年)

 

 

・ソルガム類のいや地発生圃場でも生育します。

ソルガム類で見られる生育停滞や赤紫色を呈する症状が見られません。

 

 

ネマレットはいや地の影響をほとんど受けずに収量が得られました。

 

 

・すき込み作業がしやすく、土壌中で分解されやすいです。

C/N比は10台と低く、茎葉が柔らかい。出穂後もC/N比がソルガム類(他品種A~D)より低く維持されることを確認しました。

 

すき込み1週間後の様子

ソルガムに比べて「ネマレット」の方が有機物残渣が少ないことを確認しました。

 

・短期間で有機物量を確保できます。

【コムギ後作 (北海道)】

コムギ収穫後すぐに播種ができれば十分な収量を確保できることを確認しました。

 

8月上旬播種までで高い収量を確保できます。

 

 

【ハウスでの後作利用・休閑短期利用 (北海道)】

ハウスメロン後作へネマレットを栽培した結果、十分な収量を確保できることを確認しました。

 

ハウス利用における乾物収量は「品種ヘイオーツ」、「つちたろう」よりも多収であることを確認しました。

 

ハウスの休閑利用では1か月の栽培期間でも多収であることを確認しました。

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